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創刊号(4月号)

 田辺由美から合格指南のメッセージ 5月号

新緑の美しいレジャーシーズンです。気持ちが浮き立つところですが、認定試験を控えてらっしゃる皆様は、今年のゴールデンウィークは“まとめて勉強のできる期間”と気持ちを切り替えて下さい。休みの日には1日5時間勉強するつもりで気を引き締めてください。

ソムリエ協会の募集要項は取り寄せましたか?受験までの手続きはやや複雑で、まず“募集要項の案内”を入手します。ソムリエ協会のHPより請求用紙をプリントアウトしてください。
http://www.sommelier.jp
案内が届いたら募集要項を1部900円で購入します。募集要項を取り寄せたら、いよいよ受験手続となります。

《試験合格のための課題・5月》
5月はドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガルを制覇しましょう。
それぞれの国のワイン法、特徴をとらえ、主要な事柄を整理しましょう。
2007年度の認定試験の問題数は、ドイツ8問、イタリア8問、スペイン5問でした。
2007年度、ポルトガルは一次試験出題範囲より除外されましたが、今年はどうなるか分かりませんので、概要は整理しておきましょう。
【ドイツワイン】
  • 単語帳を作る
    • ブドウ品種(ドイツ独特のシノニムに注意)(P87)
    • 交配品種(P87)
  • 白地図を作る
    • 13限定栽培地域の位置(P90)
    • 各地域の特徴を書き込む(例:アール…赤(シュペートブルグンダー、ポルトギーザー)の比率が高い、ミッテルライン…ゼクトの生産量が多い等)
  • その他の重要ポイント
    • Prädikatsweinの6段階の格付け(P89)
    • ロゼヴァイン(特殊なロゼ・特殊なロートリング)(P96)
    • クラシック、セレクション(P97)
    • VDP(P98)
  • 代表的な畑名
    • ワインブックに載っている畑名はどれも有名なものですが、その中でも特に、5つあるオルツタイルラーゲは、畑名からその畑がある村名を分かるようにしておいてください。
ワインブックの訂正

「田辺由美のワインブック 2008年度版」に以下のような間違いがあります。
訂正を御願いいたします。 
P91

グロスラーゲ(集合畑 2,658) グロスラーゲ(集合畑 167)
アインツェルラーゲ(単一畑 167) アインツェルラーゲ(単一畑 2,658)
【イタリアワイン】
  • 単語帳を作る
    • DOCG(赤字)、主要DOC(太字)の州名、品種(別名に注意)、タイプ
      *イタリアは品種が多くあります。品種名はDOCGやDOCとセットで覚えることをお勧めします。
  • 白地図を作る
    • 20州の位置
    • DOCGのある州(DOCG名・品種・タイプを書きこむ)
    • 主要DOCのある州(DOC名・品種・タイプを書きこむ)
【スペインワイン】
  • 覚えること
    • テンプラニーリョの別名と産地
    • 覚えておきたいDOC、DO(各産地でどんなワインが造られているか)
      • Penedés,Priorato, Rioja, Navarra, Toro, Rueda, Rivera del Duero, Rias Baixas, La Mancha, Yecla, Jumilia, Jerez, Málaga−Sierra de Málaga, Montilla‐Moriles
    • シェリーの製法と用語(フロール、ソレラ等)
    • シェリーのタイプとその特徴
    • ヘレス、カヴァの中心町名
  • 白地図を作る(P123)
    • DOC,主要DO(上記参照)の位置
【ポルトガルワイン】
  • 覚えること
    • 覚えておきたいDOC
      • Vinho Verde, Douro, Vinho do Porto, Dão, Bairrada, Carcavelos, Setúbal, Madeira
    • マディラの品種とそのタイプ(4つ)
    • エストファの2つの種類とその違い
    • ポートの製法と用語(ラガール、ベネフィシオ等)
    • ポートのタイプ(一般的タイプと公的スペシャルタイプ)
  • 白地図を作る(P130)
    • 主要DOC(上記参照)の位置
【テイスティング対策】
  • 5月は白ワインを中心にテイスティングしましょう。
  • 品種は、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングを中心にミュスカデ、ゲヴュルツトラミネールなどをテイスティングしてください。
  • 産地の比較もしてみてください。
    シャルドネ・・・ブルゴーニュとニューワールドのもの
    ソーヴィニョン・ブラン・・・ロワール、ブルゴーニュ、ニュージーランド
    リースリング・・・アルザスとドイツ(中甘口と辛口)
*ワインを飲むときは、2種類以上でその違いを比較しながら飲んでください。(ブラインドテイスティングが望ましい)
休日1日5時間の勉強に疲れたらワインでリラックスしてください。もちろんコメントを書くのをお忘れなく。勉強した範囲のワインを飲んでみる、というのはどうですか?覚えることは辛くても、美味しいワインを飲めば“覚え甲斐”を感じられると思います。何の知識もなく漠然と飲むよりも、産地のことやその地図、品種のことを理解した上で飲む方が断然味わいも深まります。
*文中のページ数は(例:P56 )は「田辺由美のワインブック 20008年版」に対応します。

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