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創刊号(4月号)5月号6月号7月号

 田辺由美から合格指南のメッセージ 4月号

春の訪れとともに、今年もいよいよ認定試験の季節がやってきました。 2008年度の認定試験の日程は、一次試験が8月26日(火)、二次試験はワインアドバイザーとワインエキスパートが9月22日(月)、ソムリエが9月29日(月)と発表されています。約半年後、晴れてバッジを手に入れられる様、共にがんばりましょう! 4月から9月まで、6回にわたり2008年合格を手にするためにどんな勉強をしていけばいいかを載せていきます。勉強の参考にしてください。

本格的に試験勉強をはじめると、はじめに難関が横たわっています。栽培、醸造、ボルドー、ブルゴーニュ。聞きなれない言葉にとまどい、ここでいきなり挫折してしまう方も少なくないと思います。ここで焦りは禁物です。慣れなかったフランス語の醸造用語や、品種名、AOC名なども、繰り返し勉強することにより、必ず慣れてきます。ボルドーの格付けシャトー名、ブルゴーニュのグラン・クリュ名については覚えるまでにかなり時間がかかることを覚悟してください。例えば今の時期に3割程度しか覚えられなくても、先に進みましょう。他の地域と並行して覚えていくなど工夫をするようにしてください。

  • すぐに覚えられなくても焦らない
  • 繰り返し書く、繰り返し聞く、繰り返し見る、など記憶の方法は人様々ですが、この“繰り返し”により一時的だった記憶がしっかりとした記憶へと変わっていくことを信じてあきらめない
《試験合格のための課題・4月》
【ワイン概論(栽培・醸造)の仕上げ】
  • ぶどう品種名から、赤品種or白品種、主に栽培されている産地、シノニム(別名)がわかるか
  • ぶどう栽培に適する条件があげられるか(緯度、温度、降水量、日照時間、土壌などのデータ)
  • ぶどうの仕立て方、それぞれの主要産地があげられるか
  • ぶどうの代表的な病害とその対策があげられるか
  • アルコール発酵とは?MLFとは?説明ができるか
  • 赤、ロゼ、白ワインの醸造方法の違いが理解できているか
  • P24〜26の醸造用語を、原語からその意味、目的がわかるか

P16、17のぶどう品種を覚えるのは、最初の難関と思いますが、早い段階で品種とその栽培地がおおまかに頭に入っていると、この後の勉強がスムーズになります。 学生時代を思い出し、単語帳などを活用して暗記に取り組んでください。

【フランスワイン】
  • AOCの単語帳を作る 表:AOC名(原語で) 裏:タイプ、品種
  • 白地図を作る
    ※いくつかの段階に分けて、複数の白地図を作ることをお勧めします。
    • フランス全体
      • それぞれの産地の位置関係
      • 産地をながれる川の名前
    • ボルドー
      • 3つの川の位置
      • 地区とその特徴
        Ex.メドック地区:AOCは赤のみ、主要品種はカベルネ・ソーヴィニョン
      • AOCの位置、タイプ、品種
      • メドック地区は、村名ごとに格付けシャトー
    • ブルゴーニュ
      • ブルゴーニュ地方全体の位置関係
        北から、シャブリ地区、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ・・・
      • シャブリ・グラン・クリュの位置
      • コート・ドール、村名AOCの位置、タイプ、グラン・クリュとタイプ
      • クリュ・ド・ボジョレの位置
    • ロワール
      • 4つの地区(ペイ・ナンテ地区、アンジュ・ソーミュール地区、トゥーレーヌ 地区、中央フランス地区)の位置と主要ブドウ品種
      • 主要AOCとタイプ、品種
    • コート・デュ・ローヌ
      • 主要AOCとタイプ、品種
      • 北部地区のAOCが川の右岸か左岸か
      • 赤品種に白品種の混醸が許されているAOC
    • ※他産地も余力があれば作ってください。地図上で覚えるとより暗記しやすくなります。
  • その他の重要ポイント
    • シャンパーニュ
      • 醸造の流れを理解し、醸造工程が原語でわかるようにする。
      • シャンパーニュ地方のシャンパーニュ以外のAOC
      • シャンパーニュの規定(熟成規定など)
    • ジュラ
      • ヴァン・ジョーヌ、ヴァン・ド・パイユの製法、用語、AOC
    • ラングドック=ルーション
      • VDN,VdLの製法、用語、AOC
    • 南西地方
      • 甘口を造るAOC
【テイスティング対策】
 ワインテイスティングノートを造ってください。ワインを飲んだら、ワイン名、ヴィンテージ、品種、価格、外観、香り、味わいなどを必ず記入してください。面倒がらずに、1回1回の蓄積がテイスティング能力向上につながります。

ソムリエ試験の手続きスケジュール