
田辺由美から合格指南のメッセージ 6月号

6月に入りました。まだまだ先、と思っていた認定試験もいよいよ3ヶ月後です。2005年の一次試験は8月28日。3ヶ月をきっています。ほぼ計画通りに勉強が進んでいる方、あと3ヶ月です。息切れしないよう引続き頑張って下さい。計画倒れの方、或いは計画も立てていない方、まだ3ヶ月あります。まだ巻き返すのに時間があります。今週の週末から、来週から、と勉強にとりかかるのを先延ばしにしていませんか?どうぞ「今日」はじめてください。8月28日に照準を合わせ、計画を練り直して先に進みましょう!
問題を解く練習を並行してすすめていますか?
ある程度覚えたら、次には問題を解いてみてください。それにより、どこがポイントなのかが分かってきます。
そろそろ認定試験の過去問題にもトライしてみてもいいかもしれません。ここ数年のソムリエ協会の認定試験問題は、4択或いは5択問題で、“正しいもの”もしくは“間違っているもの”を選ぶ設問が多く出題されています。また、問題文の長いものも数問出題されます。そういった出題に慣れておく必要があります。
過去3年間の試験問題は当ホームページでダウンロードできますので参照ください。また、2002年、2003年、2004年の問題の解説もあわせてみておくことをお勧めします。解説には、なぜその答えなのか、関連してどういったことを覚えておくべきなのかを書いています。

《認定試験合格のための課題・6月》
6月はイタリア・スペイン・ポルトガルを制覇しましょう。これらの国々では、枠にとらわれない様々なワインが造られています。日本での輸入ワインシェア第2位のイタリアに関する問題は、毎年配点が高くなっています。また、スペインはここ数年の注目産地です。そして、スペイン・ポルトガルで造られる酒精強化ワインについては、製法・タイプなどの理解が必要となります。
《イタリア》
1. 覚えること
・DOCG、主要DOCの州名、品種(別名に注意)、タイプ
*主要DOCはP106〜115の表の太字のものを優先して覚えてください。
2. 白地図を作る(P102)
@ 20州の位置
A DOCGのある州(DOCG名・品種・タイプを書きこむ)
B 主要DOCのある州(DOCG名・品種・タイプを書きこむ)
《スペイン》
3.覚えること
・テンプラニーリョの別名と産地
・覚えておきたいDOC、DO(各産地でどんなワインが造られているか)
Penedes,Priorato,Rioja,Navarra,Toro,Rueda,Rivera del Duero
Rias Baixas,La Mancha,Yecla,Jumilia,Jerez,Malaga−Sierra de Malaga, Montilla‐Moriles
・シェリーの製法と用語(フロール、ソレラ等)
・シェリーのタイプとその特徴
・ヘレス、カヴァの中心町
4.白地図を作る(P119)
・DOC,主要DO(上記参照)の位置
《ポルトガル》
5. 覚えること
・ 覚えておきたいDOC
Vinho Verde,Douro,Vinho do Porto,Dao,Bairrada,Carcavelos,Setubal, Madeira
・マディラの品種とそのタイプ(4つ)
・エストファの2つの種類とその違い
・ポートの製法と用語(ラガール、ベネフィシオ等)
・ポートのタイプ(一般的と公的スペシャルタイプ)
6.白地図を作る(P128)
・主要DOC(上記参照)の位置
7.テイスティング対策
・6月は赤ワインだけを飲む。4月にテイスティング課題としていた、カベルネ・ソーヴ
ィニヨン、ピノ・ノワールに加えてシラー、メルロー、ガメイをテイスティングする。
・色、香り、味わいのコメントを書くことに慣れたら、品種、ヴィンテージ、価格を推定してみる。その際、何故その品種と思ったのか、理由付けを考える。品種が外れていた場合、何故外してしまったのか検証してみる。

*文中のページ数は(例:P56 )は「田辺由美のワインブック 20006年版」に対応します。

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