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田辺由美から合格指南のメッセージ 5月号

新緑の美しいレジャーシーズンです。気持ちが浮き立つところですが、認定試験を控えてらっしゃる皆様には、今年のゴールデンウィークは“まとめて勉強のできる期間”と気持ちを切り替えて下さい。休みの日には1日5時間勉強するつもりで気を引き締めてください。

ソムリエ協会の募集要項は取り寄せましたか?受験までの手続きはやや複雑で、まず“募集要項の案内”を入手します。ソムリエ協会のHPより請求用紙をプリントアウトしてください。(⇒ http://www.sommelier.jp )
案内が届いたら募集要項を1部900円で購入します。募集要項を取り寄せたらいよいよ受験手続、となります。
2006年度より一次試験の前の基本技術講習会はなくなりました。一次試験当日(8月28日)に基本技術講習会も行われます。

さて、勉強が進むにつれ、色々なAOC名がでてきて混乱しているのではないでしょうか?それには地図を使って整理することお勧めします。自分の覚えやすいように地図にAOCを書き込んでいくと、それが印刷されたものと同じでも、不思議に頭に入ってくるものです。地図はいくつかの段階で活用することができます。コート・ドールを例にしてみます。

Step1.村名を書きこみ、村の並ぶ順番を覚える。(原語で)
Step2.村名+タイプを書きこみ、村名AOCのタイプを覚える。
Step3.グラン・クリュのある村にグラン・クリュを書きこみ覚える。
     * タイプはミュジニーとコルトンに注意
     * 複数の村をまたがるグラン・クリュに注意
Step4.グラン・クリュでモノポールの畑をマークして、その所有者を書き  
     こむ。(P49)

コート・ドールでしたら、品種は赤がピノ・ノワール、白がシャルドネですのであえて書きこむ必要はありませんが、他の地域でしたら品種を書きこむことになります。

さぁ、休日1日5時間の勉強に疲れたらワインでリラックスといたしましょう。もちろんコメントを書くのをお忘れなく。勉強した範囲のワインを飲んでみる、というのはどうですか?覚えることは辛くても、美味しいワインを飲めば“覚え甲斐”を感じられると思います。何の知識もなく漠然と飲むよりも、産地のことやその地図、品種のことを理解した上で飲む方が断然味わいも深まることでしょう。
美味しいワインは何も知らなくても美味しい…まぁそれも然りですが。


《認定試験合格のための課題・5月》

5月はドイツワインに進みます。ドイツワインの範囲には“食わず嫌い”の方が多くいますが、認定試験の配点が高い範囲です(約10点)。覚えるポイントを絞って、“食わず嫌い”なドイツから“確実に点数の取れる”ドイツへと転換しましょう。

1. 単語帳を作る

@ ブドウ品種(ドイツ独特のシノニムに注意)(P86)
A 交配品種(P86)

2. 白地図を作る

@ 13限定栽培地域の位置(P85)
A 各地域の特徴を書き込む(例:アール…赤(シュペートブルグンダー、ポルトギーザー)の比率が高い、ミッテルライン…ゼクトの生産量が多い 等)

3.その他の重要ポイント

・ QmPの6段階の格付け(P87)
・ ロゼヴァイン(特殊なロゼ・特殊なロートリング)(P98)
・ クラシック、セレクション(P98)

4.代表的な畑名

ワインブックに載っている畑名はどれも有名なものですが、その中でも特に優先的に覚えていただきたいものです。

● モーゼル・ザール・ルーヴァー

ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ(G)" 黒猫"
エルデナー・トレプヒェン(E)" 小階段"
ユルツィガー・ヴュルツガルテン(E)" 薬草園"
ベルンカステラー・ドクトール(E)" 医者"
ベルンカステラー・グラーベン(E)" 墓"
ピースポーター・ゴールドトロッフェン(E)" 金の滴"
ピースポーター・ミヒェルスベルク(G)" ミハエルの山"
シャルツホフベルガー(O)“シャルツホーフの山”

● ラインガウ

キードリッヒャー・グレーフェンベルク(E)" 伯爵の山"
エルバッハー・マルコブルン(E)" マルコの泉"
シュロス・ヨハニスベルガー(O)" 聖ヨハネ山"
シュタインベルガー(O)" 石の山"
シュロス・フォルラーツ(O)“フォルラーツ城”


● ラインヘッセン

ニアシュタイナー・クロスターガルテン(E)" 修道院の庭"
オッペンハイマー・クレーテンブルンネン(G)" ひき蛙の泉"


● ファルツ

フォルスター・イェズイーテンガルテン(E)" イエズス修道士の庭"

● フランケン

ヴュルツブルガー・シュタイン(E)" 石"

(G)= Grosslage /総合畑 (E)= Einzellage(単一畑) 
(O)= Ortsteillage( 特別単一畑)

5. テイスティング対策

・ 5月は白ワインだけを飲む。3月にテイスティング課題としていた、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングに加えてミュスカデ、ゲヴュルツトラミネールをテイスティングする。
・ ワインを飲むときは、2種類以上でその違いを比較しながら飲む。(ブラインドテイスティングが望ましい)

*文中のページ数は(例:P56 )は「田辺由美のワインブック 20006年版」に対応します。

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