
本格的な春が到来しました。認定試験に向けての勉強は、まだ寒さの残る3月から本格的にスタートし、春、一次試験本番の夏を経て、二次試験、そして合格通知を受け取る頃にはもう秋の気配です。晩冬から春、夏、初秋と考えると長いようですが、実はあっという間です。明日からはじめよう、来週から…と躊躇している方はどうぞ今日からスタートしてください。
*復習してみましょう*
さて、前回の課題の復習です。次の質問に答えられますか?
・ワインの4つの分類は?
・スパークリングワインの代表的な3つの製法とは?
・醸造用ブドウの栽培に最適な温度は?
・収穫は開花から約何日後といわれるか?
・4つの仕立て方とその主な産地は?
・4つのブドウの病害とその解決策?
・Bretonは何の別名、どの地方で呼ばれている?
・Chasselasとは赤品種か白品種か、またそのスイスでの別名は?
・白ワインと赤ワインの製法の違い、ロゼの代表的な製法が説明できますか?
・Chaptalisationの目的は?
・Remontageとは、その目的は?
・ブドウから由来の有機酸と発酵により生じた有機酸は?
・ワインに関する最も古い記述があるとされる文献は?
・フランス地図に10箇所の産地が書けますか?
・ジロンド、ガロンヌ、ドルドーニュ3つの川の位置は?
・ポムロールはどの川の右岸、左岸?
・メドックの格付第2級の14シャトーとそのAOCは?
・Ch.Olivierは赤のみ、白のみ、赤白格付け?
・Ch.Trotanoyはサンテミリオンか、ポムロールのシャトーか?
・セカンドワインとは?
・クリュ・ブルジョワとは?
・ヨンヌ県で栽培されている赤品種2つとは?
・Bougros、Valmur以外のシャブリ・グラン・クリュは?
・複数の村にまたがるグランクリュとその村名?
・コート・ド・ボーヌのグランクリュで唯一赤白生産可能なのは?
・Vosne−RomaneeはVougeotよりも北に位置する、正しいか?
・Vire-Cresseはコート・シャロネーズ、マコネーどちら?
・クリュ・ボジョレのタイプ?
いかがですか?どのくらい答えられましたでしょうか?3月の課題をこなしていけば、この様な質問に答えられるようになります。
また、やや逆説的な話になりますが、ボルドー、ブルゴーニュについては覚えるまでにかなり時間がかかることを覚悟してください。例えば今の時期に3割程度しか覚えてなくても、先に進みましょう。他の地域と並行して覚えていくなど工夫をするようにしてください。
*テイスティング対策について*
さて、テイスティング対策はいかがでしょうか?テイスティングノートは作りましたか?シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングの違いが分かるようになりましたか?これはなかなか難しいと思います。必ずしも品種が分からなくても、「分析的にテイスティングをする」訓練をして下さい。
試験が終わるまでは、ワインを飲んだらテイスティングノートにメモを取るようにして下さい。例え周りに嫌われてもです。1回1回の蓄積がワインの分析能力の向上に必ずつながります。

《認定試験合格のための課題・4月》
4月はフランスワインの範囲を終了しましょう。ボルドー、ブルゴーニュ以外のフランスの産地は、各地区のワインの特徴を把握し、先ず主要なAOCから覚えましょう。また、新しいAOCにも注意してください。
1.単語帳を作る
表:AOC名(原語で) 裏:タイプ、品種
2. 白地図を作る
・ ロワール(P60)
@ 4つの地区(ペイ・ナンテ地区、アンジュ・ソーミュール地区、トゥーレーヌ 地区、中央フランス地区)の位置と主要ブドウ品種
A 主要AOCとタイプ、品種
・ ローヌ(P65)
@ 主要AOCとタイプ、品種
A 北部地区のAOCが川の右岸か左岸か
B 赤品種に白品種の混醸が許されているAOC
・ 他産地も余力があれば作ってください。地図上で覚えるとより暗記しやすくなります。
3.その他の重要ポイント
・シャンパーニュ
醸造の流れを理解し、醸造工程が原語でわかるようにする。
シャンパーニュ地方のシャンパーニュ以外のAOC
シャンパーニュの規定(熟成規定など)
・ ジュラ
ヴァン・ジョーヌ、ヴァン・ド・パイユの製法、用語、AOC
・ ラングドック=ルーション
VDN,VdLの製法、用語、AOC
・ 南西地方
甘口を造るAOC
4.テイスティング対策
・ 4月は赤ワインだけを飲む。特に、カベルネ・ソーヴィニョン(主体)、ピノ・ノワールの違いが分かるようにする。

*文中のページ数は(例:P56 )は「田辺由美のワインブック 20006年版」に対応します。

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